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第4章 翻弄  ―モデル撮影―
2010/05/09(Sun)
「遅れてしまってすみません、、、」

 指定されたフォトスタジオに30分遅れて辿りついた。

「心配しましたよ、みちるさん。 早速始めましょう。 これに着替えてください」

 長谷川は黒地にピンクの水玉模様が鮮やかなシフォンドレスを手にして駆け寄ってきた。

「着替えはそこの部屋を使ってね。 ん?! こちらの方は?」

 竜之介の背後に立つ橋本を訝しげな表情で長谷川が尋ねた。
 
「と、友達です、、、」

「友達ってみちるさんの彼氏って事かな? ふふっ」

 長谷川は意味ありげに笑った。
 
「い、いいえ! 違います」

「ははっ。 はじめまして。 こいつの職場の同僚の橋本っていいます。 一人じゃ不安だから撮影に付き合ってくれって言うもんで。 見させて頂いていいんですよね?
!」

「う~ん、、、 他のモデルさんもいますし、その場で着替えたりすることもあるので、それはちょっとまずいなあ」

「あっ、そうなんですか、、、 残念だなあ」

「まあ、初めての撮影でみちるさんもナーバスになっておられるようだし、今から着替えてもらう間にうんと勇気づけてあげてくださいよ」

「そうですね。 そうします」

 橋本は、竜之介の肩を抱いて指定された更衣室へ向かった。


          ◆

「ほれっ、竜之介。 早く着替えなきゃカメラマンが待ってるぜ」

「橋本さん、、、 お願いですから出ていってください、、、」

「なんでだよ~。 ナーバスになってるお前を元気付けてあげてって頼まれたんだぜ。 頑張れ~、竜之介! 早く脱げよ」

「、、、あぁぁぁ」

 竜之介はワンピースの肩ひもに手をかけた。

 橋本は入社以来何かと面倒を見てくれた竜之介がもっとも信頼する先輩だ。 その橋本の前でブラジャーとショーツだけの姿を晒すのはとてつもなく恥ずかしい。

「ひゅ~~~っ! お前、身体つきまで女みたいだなあ~~! 前にサウナでお前の裸を見た時は細いなあとは思ったけど、ひょっとしてホルモン剤とかって飲んでるんじゃないのか?!」

「いっ、いいえっ! とんでもない、、、」

 あまりの羞恥にかぁーっと身体が火照り、目眩がしそうな程に血が湧きたってくる。

「やっべ~っ! お前を見てたらチ×コ勃ってきたぞ。 あははっ」

 竜之介は長谷川に渡されたドレスを手に取り、肌を隠したい一心で慌てて身に付けた。


         ◆

     


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