FC2ブログ
2018 11 ≪  12月 12345678910111213141516171819202122232425262728293031  ≫ 2019 01
スポンサーサイト
--/--/--(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
第4章 翻弄  ―補導― 5
2010/04/28(Wed)
 竜之介は取調室の机の上に横たわり、その裸身は小刻みに震えていた。

      

『ボールペンでケツ穴をほじくられて逝くとは恐れ入ったぜ。 容疑は晴れたぞ、オカマ野郎。 服を着てとっとと帰れ』

 取調室を出ていく富岡に浴びせられた言葉に竜之介は打ちひしがれ、嗚咽を漏らしている。

 取り調べと称して加えられたいたぶりに竜之介は懸命に耐えたが、執拗なア×ル嬲りにあえなく昇り詰めてしまい、快感に喘ぐ姿を晒してしまった。

「痛かったでしょ? 可哀相に、、、」

「えっ?!」

 富岡警部と一緒に出て行ったはずの並木婦警が竜之介のヒップに顔を寄せてきた。

「あっ、、、 止めてください、、、 あぁぁぅ、、、」

 並木がア×ルに唇を寄せ、ペロペロと舌を這わせ始めたのだ。

「やっ、やめてください! もういい加減にしてください! 容疑は晴れたんでしょ!」

 竜之介はがばっと身体を起こし、並木を突き飛ばした。

「あらあら、さすがに男の子ね。 力が強いじゃない?! うふふ」

 もんどりうって尻もちをついた並木が笑いながら言った。

「もう逝きたくないの?! せっかくだからもっと可愛がってあげようと思ったのにね。 ふふっ」

 「うっ、うるさい! あんた、警官だろ。 こんなことしていいですか?」

「ふふ。 君のア×ルを開発した彼氏にでも言い付ける?! 文句あるならどこへでも訴えればいいわ」

 立ち上がった並木は睨め付ける様な視線を竜之介に向けた。

「くっ、、、 そんな人は、、、」

 誰にも訴えられる訳がないのを見透かして好き放題に嬲られていた事が尚更悔しさを募らせる。

「ふふふっ。 ねえ。 君は女の子になって彼氏に抱かれたいんじゃないの!? オチンチンを股の間に隠すくらいならちょん切っちゃえばいいじゃない?!」

「ちっ、違う! ボ、ボクは男だっ! 彼女だっているっ! おっ、女になんかなりたくないっ!」

「あらまっ。 両刀使いなの?! 私は君みたいなア×ルを虐められて悦ぶドMのオカマちゃんは女になった方が幸せだと思うけどなあ」

「そっ、そんなこと、、、」

「君、気付いてるよね?! 君がかなりののマゾだってこと」

「な、何言ってるんですか、、、」

「今日だって警部に乱暴に扱われるほどに興奮してたでしょう?! まあいいわっ。 他の男に襲われないように気をつけて帰るのよ。 ほほほっ」

 並木はバカにしたような笑い声を残して部屋を出て行った。

――言いたいことを言いやがって、、、

 一刻も早くこの忌まわしい部屋から立ち去りたい竜之介は涙をぬぐって机を降り、下着をつけ始めた。

――ボクはマゾなんかじゃない、、、

 婦警が言った言葉が竜之介に重くのしかかる。

――ボクは女になりたいんじゃない、、、

「ボクは、、、 ボクは、、、 うぅぅぅ、、、」

 竜之介は涙をポロポロこぼしながらセーラー服に袖を通していく。

 恵理以外の人間の理不尽で愛の欠片もないいたぶりにさえ感じてしまう自分が情けない。

 そして婦警が言った自分の身体に潜んでいるかもしれない淫らで妖しい”性”に恐怖を覚えていた。 
 
     

▼応援してね▼
応援してね!
関連記事
この記事のURL | ボクの中のワタシ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<第4章 翻弄 - パーラー - | メイン | 第4章 翻弄  ―補導― 4>>
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する


▲ top

トラックバック
トラックバックURL
→http://hazamashamenovel.blog59.fc2.com/tb.php/364-cf02e277

| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。