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第3章 みちる  ―女の快感― 1/2
2020/07/01(Wed)

 春になっても寒い日が多かったのだが、ここ数日は穏やかな暖かい日々が続いている。

 一週間ぶりのデートの日曜日、竜之介は理恵の高校時代の制服を着て理恵と二人でショッピングに出かけた。

 今日も恥ずかしがる竜之介に女の子っぽいポーズをとらせてはたくさんの写真を撮りまくった。
 
 その中の一部のカットは、竜之介のブログに”女装外出日記”として掲載する。

 竜之介のブログの写真は、当初はセルフカットばかりでスタートしたのだが、理恵が撮った写真を載せるようになって更に好評を博している。

 ファミリーレストランで夕食を済ませ、二人は竜之介の部屋に戻った。

          ◆
「今日、すっごく興奮してたでしょ?!」

「えっ?! あぁ、、、そうかなあ」

「隠さないでいいのに。 うふふっ」

「うん、、、 だってこんなセーラー服なんか着させるから、、、 それにあんなにスカートたくしあげるからパンティ、見えてるんじゃないかなあ?! とか思って歩いてたらドキドキしてた、、、」

「でしょ! 階段上がる時なんか身体をモジモジさせてほっぺが紅くなってたもん」

「もぉ~、、、」

「みちるは恥ずかしい恰好して見られるのが好きなんじゃない?!」

「そうかなあ、、、?! 恥ずかしいけど好きじゃないと思うけどなあ、、、 わかんないや」

「うふっ。 ねねっ、たっち! 今日はこのまま愛させて」

「えっ?! このままって、女の子のままって事?!」

「そう!」

「ええ~!! だって、、、 チンチン、タックしたままだったら理恵を愛せないよぉ……」

「お願いっ! 女の子のみちるちゃんを愛してみたいの」

「え~~っ、、、」

「ねっ! もうすぐみちるには会えなくなるでしょ。 だから、ねっ! ねっ!」

「もう、、、 しょーがないなあ、、、 今夜だけよ、理恵」

「やった~。 嬉しい~!」

「、、、 じゃ、シャワーしてくる、、、」

「あん、だめ~っ! このまま~っ」

「へっ?! もぉ~、、、 理恵の匂いフェチも重症ねぇ、、、」

「うふっ。 だ~い好きなんだもん」

 理恵はセーラー服の竜之介に飛びつくように抱きつき唇を重ねるが、直ぐに竜之介の抱擁を振りほどく。

「あ~ん、違うのっ。 今のは竜之介クンのキスでしょ。 女の子はもっと受け身なの~」

 理恵は不服そうに言った。 いつものように男として理恵の唇に触れていたことが理恵の不満らしい。

「なんだよ、それ、、、」

「違うでしょ! 女の子らしく何よ~って言わなきゃ。 たっちじゃなくってみちるちゃんになってよ」

「ハイハイ、わかりました……」

「今日はみちるの処女を奪っちゃうからね!」

「みちるの処女?!」

「うん!」

 理恵は悪戯っぽい目で竜之介を見つめ、にっこりと笑った。

          ◆

     


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